スタティックロープについて
都市型救助 資機材
消防だとロープはマストアイテムですよね。
今回は都市型救助で主に使うスタティックロープについてざっくりまとめていきます。
スタティックロープ
ロープ太さ 11mm
破断強度 28kN
編みロープのうち、伸び率の小さいものがスタティックロープと呼
伸び率の小さい特性をいかし、救助者や要救助者の吊り下げ・引き
ロープの構造
ナイロンを撚って束ねたコアとナイロンを編んだ外被(シース)の
※EN規格とはEU(ヨ―ロッパ連合)地域における製品の安全を
EN基準の審査基準なんて署内で覚えてる人なんかいないかもしれ
タイプA EN規格審査基準
・ロープの芯と外被の素材の融点が195度以上
・10キロの静荷重をかけたときのロープの直径が8.5~16m
・ロープの柔軟性を示し、結び目の内径がロープの1.2倍以下
結び目の内径とはロープにオーバーハンドノットを結び、10キロ
・ロープの芯と外被のずれを計測。片方の末端は芯と外被を熱処理
・50キログラム荷重時と150キログラム荷重時のロープの長さ
・ロープの外皮率 ロープに占める外被の質量の割合を示す。
(直径11mmの場合の計算方法)
11×11÷(4×11-4)×100パーセント
・衝撃荷重
ロープにより墜落が止められたときに、人体、コネクター、支点に
・耐墜落回数
ロープが重りの墜落に耐える回数を表す。タイプAのロープには1
・破断強度
ロープの両端を、結び目を作らずに固定したときと、エイトノット
EN規格についてまとめると長くなってしました。
この記事はとりあえずこのへんにしときます。