消防士のメモ

消防職員8年目のこぜタローと申します。消防職員として必要な知識・技術・経験など日々学んだことを復習するために覚えたいことを書き込んでいきます。目標は1年間上司に叱責されないことです。

予防技術検定 危険物 ②

屋内貯蔵所において、危険物を収納した容器を架台で貯蔵する場合、6mの高さを越えて貯蔵してはならない。
危険物保安監督者を選任、解任した場合、遅滞なくその旨を市町村長に届出なければならない。

屋外貯蔵所で貯蔵できる危険物は限定されている。
第2類の危険物の硫黄、硫黄のみを含有するもの
引火点が0°以上の引火性固体
第4類の危険物のうち引火点が0°以上の第一石油類
アルコール類
第2から第四石油類

硝酸グアニンは、危険物に該当するのか試験を実施する。

灯油及び軽油の発火点は220°
軽油、灯油の燃焼範囲は1から6パーセント
灯油の引火点40度
軽油の引火点45度

灯油・軽油の蒸気比重は空気より重い
灯油の比重は1より小さく水に溶けない。

保安検査は市町村等が実施する

移動タンク貯蔵所は、指定数量の倍数に関係なく警報設備の設置は義務つけされていない

黄リンは第3類の危険物。空気に触れないよう水中で貯蔵する

二硫化炭素は第四類の危険物(特殊引火物)比重が水より大きく、水に不溶のため蒸発の抑制を行うように水没させたタンクに貯蔵する。

ナトリウムは、第3類の危険物。水分との接触を避けるように灯油中に貯蔵する。
アセトアルデヒドは、第四類の危険物(特殊引火物)で、不活性ガスを封入して貯蔵する。

水素化ナトリウムは、第3類の危険物。酸化剤水分との接触を避け、窒素封入ビン等に密栓して貯蔵する。
過酸化水素は、第6類の危険物。日光の直射を避けるほか、安定剤を添加する。
過酸化ベンゾイルは、第5類の危険物。乾燥した状態で取り扱わないよう水で湿性して貯蔵する。

製造所等(移送取扱所を除く)の設置許可申請から使用開始までは、市町村長等(消防本部及び消防署を置かない市町村は都道府県知事)に対して、
設置許可申請
設置許可
着工
完成
完成検査申請
完成検査
完成検査済証交付
使用開始

第一類の危険物は、第5類の危険物と同時貯蔵できる
第四類の危険物を運搬する容器の注意事項は火器厳禁と表示する。

危険物を品名又は指定数量を異にする2以上の危険物を同一の場所で貯蔵し、または取り扱う場合、指定数以上とみなされる。
それぞれの指定数量で除し、その商の和が1以上の数量となる場合。

各類ごとの消火方法
第一類
大量の水による冷却消火又は乾燥砂等による消火
第2類
水系の消火薬剤による冷却消火又は乾燥砂によるちっそく消火
第3類
乾燥砂によるちっそく消火
第4類
泡消火薬剤によるちっそく消火(一般の泡消火薬剤が不適当なものもある)
第5類
大量のみずによる冷却消火又は泡消火設備による消火
第6類
水または泡消火薬剤による消火